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決して、特別扱いしてほしい訳じゃないんです。平等ではなく『公平』な環境を求めて

みなさん、こんにちは!!
ミルメブルーです!

今日は、わたしがこれまで人事担当者として、
また、ダイバーシティの推進担当者として、
様々なバックグラウンドを持つ社員の面談や
採用に携わってきた経験を元に話を進めていきたいと思います。

ある時、社員との定期面談の中で、こんな言葉を耳にしました。

『決して、特別扱いしてほしい訳じゃないんです』
『ただ、皆と同じように、普通に働きたいだけなんです』と。

この言葉はLGBTQ+の当事者とういう視点から紡ぎだされたことばです。

その当時、本人が直接的な業務上の不都合が生じていたわけではなかったと思うのですが、
LGBTQ+の当事者が現状置かれている状況やいつか自分も直面するかもしれない問題に
思いを馳せての発言だったのだと思います。

この言葉は、人事担当者としてはもちろんそうですが、ひとりの“人”としても
それまで以上にダイバーシティについて深く考える良いきっかけとなりました。

『皆と同じように』、『普通に働きたい』

この真意はどこにあるのだろう。
わたしの解釈は合っているのだろうか。
実現するためには何が必要なのか。
色々な考えがあたまの中を駆け巡りました。
結果、わたしなりに行きついた答えは
LGBTQ+当事者にとっても、当事者でない人にとっても
『公平』な環境を創り出すことが一番重要なのではないかということです。

平等ではなく『公平』

この“平等”と『公平』ということば。
似ているようで、意味や使い方に違いがあります。

◆平等とは
基本的に、それぞれの状況・能力・適性などを考慮して条件を変えたりすることはなく、
みんなに等しく接したり同じように分けたりすることやそのさま

◆公平とは
・すべてのもの(みんな)を、差別・ひいきすることなく同じように取り扱うこと
・判断・処遇・処理などが偏っていなくて平らなさま
・各人の状況・能力・適性などを考慮して、みんなが等しいと思えるハンデのない条件で活動(競争)したり物が分配されたりするようにすること

例えば、会社の福利厚生(結婚祝い金/出産祝い金/家族手当)などは基本的に社員に対して平等な権利が分け与えられているかと思います。
でも、その制度、LGBTQ+の当事者も当事者ではない“皆と同じように”使用できる制度になっているでしょうか。

時々人事の方からこんな話を耳にします。
『LGBTQ+当事者だからといって特別扱いはできないよ』
『社員に対して平等でないと』と。

冒頭でも申し上げましたが、決して、特別扱いをして欲しい訳ではないのです。
わたしは性的思考や性自認(LGBTQ+当事者という事実)と仕事の能力・パフォーマンスに関係性はないと思っています。

そうであれば、LGBTQ+当事者だからといって『普通に働きたい』があたり前に実現できない状況があってはならない。
なんとかせねばならない、とそう思うのです。

みんなが等しいと思えるハンデのない条件で権利が与えられる『公平』な環境の創造。
これこそが、『皆と同じように』、『普通に働きたい』を実現するために必要なことなのではないかと思います。
だれもが『自分らしく』『イキイキ』と『自分のあり方に自信を持って』生きられる世の中を創造するために、わたし自身もこれからも出来ることを模索し続けたいと思います。

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